今年は、念願の藤織り講習会に参加します。(主催:丹後藤織り保存会)
第一講座がこの土日にありましたのでご報告します。
講座内容は、フジキリからフジヘギまで ・・・まずは、土曜日に藤づるを探し収穫する作業をしました。
場所は、上世屋地区周辺で、藤織りの糸の材料となる最適なサイズと太さのつるを選んで収穫します。(高枝切バサミが大活躍です。)
↑私のグループが収穫した藤づるです。
この硬いつるを木づちでたたいて、はぎやすくしてから、皮だけ剥ぎ取ります。
↑次に、鎌で切込みを入れて外皮や渋皮をハギます。皮をキレイに必要な繊維だけにするのです。(フジヘギ作業)
根っこのほうが分かるように結んでおきます。
↑奥にある塊は、剥いだあとのゴミです。(捨てる部分)手前の白いのがフジヘギ完了分で、藤織りの糸になる部分です!
↑完成品。30名近い方々で、65束のフジヘギができました。
↑夜の会で、保存会の方々が作られた『のの』を見せていただきました。
終了証の証として、藤で織られた反物『のの』を少しいただけるそうです。
この右側写真の草履は、昨年度の終了者の方が、その終了証(のの)を使って作られたものです。
見せていただきました。
こんな素敵な作品として形にできるなんてわくわくしてきます。
さて、
今日の作業施設&宿泊施設になっているのは、宮津市上世屋にある『しおぎり荘』です。
整備が行き届いた裏の雑木林は、自然をそのままに生かした素敵なお庭になってます。
食事も地元の食材で作られていてほんと美味しかったです。ご馳走様でした。m(_ _)m