地元で育てた木を地元で使う
地元で育てた木を、地元で使う。木にも人にも地球にもそれが一番いい。
京都府は、豊かな森に覆われ、古くから林業が営まれてきました。、しかし、今、京都の森の木は使われずに放置されています。人が作ってきた森は、管理をしないと、ひょろひょろと細い木が密集し、太陽の光が地面に届かなくなります。そして、土壌は痩せて生き物も住みにくく、災害が起こりやすい森林となります。さらには、森の水を蓄える機能や二酸化炭素を固定するという機能が失われてしまうのです。
京都の気候に適した健康的で丈夫な家を建てることができる
遠い外国から船とトラックで運ばれる木材は、その輸送時に膨大な燃料を燃やすことで、二酸化炭素を放出し、地球温暖化の原因となっています。京都の森の木を使うことは、森を元気にし、地球温暖化の防止に繋がります。そしてなによりも、京都の気候に適した、健康的で丈夫な家を建てることができるのです。
ウッドマイレージCO2認証制度
京都府が創設『ウッドマイレージCO2認証制度』
垂れ幕と旗を立てて京都府産の木を使用していることをみなさんに知っていただくため、どの現場でも啓蒙活動を行っています。(京都府より貸し出しいただいています。)
天井下地に京都府産材を使用しています。
壁板・・・京都府産の杉を使用。
押入れ・・・京都府産の杉使用。
京都府産木材使用量
このO様邸では京都府産と認証された木材を 9.2805 m3 使用しました。
- 輸送木材のウッドマイレージCO2・・・・・185kg-CO2
- CO2削減効果・・・・・901kg-CO2 (全国平均1086kg-CO2を目安にしています。)
これによるCO2削減率は83パーセント。ガソリンに換算すると378リットルの消費削減となりました。
(*京都府地球温暖化防止活動推進センター発行・・・京都府産木材証明書及びウッドマイレージCO2
計算書により抜粋。)