アメリカインディアンのオジブワ族に伝わる、輪を基にした手作りの装飾品『ドリームキャッチャー』。(オジブワ語ではasabikeshiinhというそうです。)
最近よく見かけるようになりましたね~。
クモの巣状の目の粗い網が組み込まれ、羽やビーズなど独特の神聖な小道具で飾られています。(伝統的には柳から作られるそうでよ。)
元々はオジブワ族独特の物だったそうですが、1960年代と1970年代のパン・インディアン運動 の間に他のインディアンの部族に広まっていき、そしてそれは、あたかも様々な部族の間を結ぶ象徴、またアメリカ・インディアンやカナダ・インディアンのファースト・ネーションの文化のアイデンティティーの象徴であると見なされるようになったとか・・・。(しかし、インディアン達のなかにはこれを、過度に商品化されていて・・・よく思っていないとか・・・?)
オジブワ族は伝統的に、小さな輪や涙の形をした枠に巡らせることで縒糸を強くしようとしてドリームキャッチャーを作製する。その結果として出来たのが、ベッドの上に掛けることで、眠っている子供を悪夢から守ってくれる魔除けのお守りとしての『ドリームキャッチャー』だそうです。
オジブワ族は、ドリームキャッチャーは夢を変える力を持つと信じており、Terri J. Andrewsによると、
「悪夢は網目に引っかかったまま夜明けと共に消え去り、良い夢だけが網目から羽を伝わって降りてきて眠っている人のもとに入る」とされる。
また、「良い夢は網目の中央にある穴を通って眠っている人に運ばれてくるが、悪夢は網目に引っかかったまま夜明けと共に消え去る」とも言う。
元来の信仰では、悪夢は網の穴を抜けて逃ていき少しも残らない効果がある、とされており、ベッドの上や家の中に掛けることで、夢をふるいにかけるフィルターとしての役割をなすとオジブワ族に信じられてきたそうです。
自然豊かな日本にもいろんな魔よけや五穀豊穣の行事・祭りや飾り物があるように・・・世界にもステキなお守りがあるんですね~。。。
事務所玄関にも、手作りの『ドリームキャッチャー』を飾っています!
なんとここに飾ってからステキなお話が届いてますよ~。
風で、
羽がゆれてゆれて~ふわ~ふわ~っと、この羽をつたって良い夢が運ばれて来るのかな~?
こんな『ドリームキャッチャー』をつくって見たくなりませんか?
私は、思いを込めて手作りしたいな~って常々思っています。・・・いたんです。
この夏にその思いが叶いそうです~。
7月27日(水)
お昼の1時~
『ドリームキャッチャー』を作る教室をして下さる事になりました~。
どうぞ手作り好きなみなさん!いらして下さいm(_ _)m
一緒に教えていただきましょう!
参加費・・・500円です。
定員・・・先着10名様。
講師・・・YUUさん (講師を快く引き受けて下さってありがとうございましたm(_ _)m)