u-tanの休日。
専業農家だった私ん家。父が亡くなって母が1人ほそぼそと生活しています。
米作りを生きがいにしていた父の田んぼは、残念なことに休耕田になっています。
今日は、隣の田んぼにご迷惑がかからないように、草刈りに行ってきました。
この写真の左手が休耕田。
右手は山。
山沿いに、栗の木や梅の木が数本植えてあります。
草刈りをしていたら梅の実を発見!
「梅の季節だわ~」って事で・・・、私は梅の実の収穫と、窮屈になってた梅の枝の選定をしました。
来年にはもっとたくさん梅の実がなると思います。そして、この秋には栗拾いも・・・楽しみです。
これぞ自然の豊かさ!
かなりきれいになったでしょう!
剪定した枝や、草刈りした草は、休耕田に入れました。
それは、気の遠くなるような企み?です。
いえいえ自然の仕組みにならった暮らしを実践し?(できるかな~?まずはやってみよう~!)
豊かさを分かちあう場所になればいいな~って、勝手に思っているだけなんです。
先日のミミズ君のお勉強会でわかったこと。山の恵みを生かした自然な農業が私たちにでもできるということ。
私のペースでこの休耕田で実践してみようと思っています。
ちょっと話はそれますが・・・
パーマカルチャー(permaculture)について書かれていました。
(パーマネント(永続的)なアグリカルチャー(農業)が語源。パーマネントカルチャー(文化)の意味もあり、現在は、農業だけにとどまらず、自然環境に配慮したライフスタイルをさす言葉になっているそうです。)
これまで人間の生活が自然の生態系を壊す一方でしたが、このパーマカルチャーでは人間の生活が生態系の一部になるというもの。
ある村での例がおもしろい!
五島列島のある集落が20世帯から5世帯にへってしまった。
その集落のおじさんに「人が減った分、魚や貝、海草などが増えたんじゃないですか?」ときくと、逆に減ってしまっているということです。
これは、人の暮らしが環境を破壊するだけではないという例です。この村ではきっと理想とする人の営みが・・・村民一人一人の生活が自然の生態系の一部になっていたという理想的な「人の暮らし」だったのでしょうね!
「人が暮らす」という行為が、同時に、(この村民たちのように、)環境を豊かにするようなデザインになっていれば環境破壊を食止めるだけでなく、将来的にはより豊かな環境を作り上げていくことも可能なのではないでしょうか?
最後に、
「植物が大気をつくるように、人の暮らしが地球環境を再生していく時代がきっと訪れると思います。もしかしたらその再生を早めることもできるかもしれないとも思っている。」と、パーマカルチャーデザイナー四井真治さん。
「無理やろう!」と、思う自分と・・・、今だから「出来るかもしれない・・・」と、少しの希望を感じるu-tanであります。
さて、
「休耕田を畑として再生したいなぁ~!」っていう~今の私には気の遠くなるような企みなのですが・・・まずは出来ることから実践・実行!のu-tanです。
きききの広場のみなさんにも季節の収穫や体験をしていただけたら・・・と、夢だけは広がります!
どうか、あたたかく見守っていてください。m(_ _)m
田んぼのすみっこでいい感じの二人。
一人は、u-tanの母。もう一人はu-tanの相棒さん(パートナーさん)です。
いつもいつもu-tanの母の、日々のよしなし事を聴いてもらっています。
母にとっては、精神安定剤のようです。
いつもありがとうございます相棒殿m(_ _)mm(_ _)m
・・・本日の自然の豊かさ・・・
自然のお宝、『梅の実』を使って何を作ろうかな~?
子どもたちにきくと 『梅ジュース』 がいいそうです。
がんばってみます!
ながい日記にお付き合いくださり、ありがとうございますm(_ _)m