~屋根緑化のススメ~
先日、とっても暑い日が続いたので
前々から計画していた 「屋根緑化」 を試験的にですが実践してみました。
いわゆる…屋根の上に芝や草を生やして、屋根からの熱気を防ぎ
部屋の温度の上昇を緩和する…というものです。
最近流行のグリーンカーテンに効果は似ていますね!
うちの事務所って、外壁も屋根もトタン張りなんで、確かに夏は暑いです。
特に、私の場所は入り込んだ場所で、空気もよどみがち……
っと言う訳で、必然的に私の机の上の屋根を緑化することに、決定しました。
さてさて、 「屋根緑化」と言っても、そう簡単にはいきません。
草を生やすんだったら、土を屋根の上に敷いたらええやん…まぁ、そうなんですけど…
斜めの屋根に土を載せて、雨風で流れ落ちないようにしつつ、土の荷重も考えなければならず
しかも、安価に抑えたい。
コスト的にも構造的にも数年考えました。(マジで!)
考えた末、たどり着いたのがこれです。
左の巻いてあるのが人工芝。
右に束ねてあるのが芝。
この人工芝、毛足が長くしかもかなり固め。
土が人工芝に絡めば、雨風によって流されることもなく、荷重も抑えられる。
芝も十分根をはっていくだろう。
人工芝を見たとき、ひらめいたんです!ひらめきって、大切ですよ!生きていく上でも。
この屋根を緑化します。 雪止めアングルに、土留め用のアングルを設置。
雪止めアングルを活用することにしました。
このように、人工芝をアングルの上に載せれば 人工芝の拡大画像です。
土が波トタンをつたって流れません。 見事な毛足でしょ^^今回は予算の都合もあり3mだけです。
今回は、解体現場から搬出された壁土を使いました。
粘り気があるので流れにくく、リサイクルのもなるし...と思っての行動ですが、
果たして芝が育つのだろうか?不安でしかたないです。壁土の使用が吉と出るか、凶と出るか...
壁土に水をかけると、今までカチンカチンだったのに、嘘のようにやわらかくなります。
でも、乾くとまたカチンカチン...壁土なんでしょうがないか。
右の画像の様に、少し隙間を空けて敷いていきました。(造園屋さんから、教えてもらった)
継ぎ目にも、壁土を敷いて一応出来上がり。
所要時間1時間と言う感じでしょうか。
芝の色も悪いし、大丈夫かなぁ...生命力に頼りますか!
根が付くまで、朝夕散水が必要とのことです。
次回、現状報告も考えています。
お楽しみに...(根付が悪く、枯れたりしていたら今回で完結します)汗