教育講演無事終了しました。

どの講演も学びがあります。

今日は、講演の中でみなさんにお話をしながらも、私自身の子供たちとの関係のことを重ねていました。

ちょうどパセージという育児学習コースを終了したところでしたので、以前とは違う言葉の意味というか流れの意味を感じました。

今日参加くださった方々は、保育所の保護者さんと保育士さん。みなさん子供さんとの関係を良くしたいと真剣に聴いてくださいました。

教育講演の様子

講演内容は 『子どもの話をきく』

理論とロールプレイを交えながらご説明したあと、

二人一組になって、4歳児の子供役とそのお母さん役になって、お作法のある時とない時の『こどもの話をきく』実体験していただきました。

・最後までゆっくり聴く

・子供のほうを向いて相槌をうって聴く

・子供がだまってもせかさない

・開いた質問と閉じた質問

 

そして、子供の話を聴くための心得の話

・子供に考えてもらうため  ・子供を理解するため    

に聴くということをご説明させていただきました。

 

 

少しでも取り入れていただけたら大変光栄です。

 

講演終了後は、美味しい手作りケーキとコーヒーをいただきながら子育ての素朴な心配事など聴かせていただきました。(美味しかったです!ありがとうございましたm(_ _)m。)みなさん、子供さんの事を愛して・・・幸せになってほしいと一生懸命に日々すごしてらっしゃること、素晴らしく感じました。

このお話を聴かせていただいたとき、講演の最初にご説明させていただいたアドラー先生のことを思い浮かべてしまいました。
アルフレッド・アドラー先生は、1870年オーストリアで生まれ、社会を争いのない、人々が話し合いで助け合う、より良いものに変えていきたいと強く考え、社会を変えるには社会を作っている人々、特にこれから大人になっていこうとする人たちーつまり子供たちーへの働きかけを変えていく事が最も有効だと思い、「育児」や「教育」について熱心に研究をされたそうです。

私たちが毎日子どもの世話をしていることって、実は次の社会を作っているんです~!すごく大事なことをしてるんだな~って思えてきませんか?

それぞれの持つ価値観が違っても、違いを認め合い、違ったままで協力し合い調和して暮らして行ける地域社会を作ること続けていきたいな~と思うのでした。