昨日、京都府共に育む「命の里」事業の地域コトおこし実践者講座の公開プログラム講演会に参加してきました。

豊岡市での、コウノトリの野生復帰事業に地域をあげて取り組む、農薬や科学肥料に頼らない農業、田んぼや河川の自然再生、里山の整備、環境教育など、コウノトリも生息できる地域づくりをめざし、「自然再生」と、「地域再生」を同時に進めている取り組みの報告がありました。

この報告の中で、この取り組みには、いろんな団体、行政は国・兵庫県・豊岡市、市民では、農業・林業・観光・商工・自治会・学校・環境・消費者・文化がかかわりながら、生物、河川、農業の環境が、うまく連携がとれ、相乗効果的な広がりを見せているそうです。「コウノトリが幸せを運んできた!」いろんな団体・市民・商工業・観光・NPOの取り組みの事例や地域のおばちゃんたちのお話、わくわくしました!また、コウノトリが2?年ぶりに孵化したときの映像は、感動して胸がうっときて涙がこみ上げてきました。

 

盛りだくさんなお話の最後に質問コーナーで話されていた言葉、

「それぞれの分野で無理せず続けてきたこと、続けながらもつながってきた事が、うんんんかんぬん・・・・」とおっしゃっていた言葉が、「うん。うん。私もそう思う~!」って、キラキラ~っと単純元気をいただきました!ありがとうございますm(_ _)m

 

また、もうひとつのお話は・・・

イオングループさんがはじめられた、『食と地域を豊かにする「フードアルチザン」を応援する活動』報告は、衝撃的でした。

やるな~イオン(ジャスコ)!

地域に「心から素晴らしいもの、守って行きたいと思うものや取り組み・・・」を対等なパートナーシップの下に、保護・保存のお手伝いをする取り組みを開始されておられて、その盛りだくさんな事例紹介と、その取り組みの仕組み紹介!

京都府でも先日提携し始まるよ~っていう希望に満ち溢れた視野の広がるお話でした。

 

一言で言うと、

この活動を通して、生産者と対等なパートナーシップ精神の下、双方の力を結集し、マーケットにおいて競争力のある「地域産品を活かした商品」をお客様と共に開発・流通チャンネルに乗せることで、食文化を通じお客様に新しい食の価値観を提案、さらには食文化の担い手の育成、地域経済の活性化に貢献できることを願っている。

というイオンさんの説明で、

キーワードは、

・地域がベースになる

・多様な連携が必要 (住民・教育・環境・大学・商業・JA・消費者などなどつながりあい協労しあう仕組み)

・利益主義でなく地域の活性化 (イオンに大きな利益が入るのでなく、地域にお金が落ちる仕組み)

・物語が大切 (背景。そこに住む人々がどういう生活をし、何を大切にしているのか)

・大量に生産出来ない物でも良い。モノに価値のあるものであるなら・・・

 

たとえば、『天橋立・阿蘇海のクロクチ』をイオンさんと提携を結ぶとする。
(これは、私の勝手な想像!)

いろんな問題をクリアする取り組みが始まる。

新しい取り組みとあわせて、それぞれに取り組んでらっしゃる活動が、継続的で・・・専門性をもって・・・つながりながら・・・住民を巻き込んではじまる。・・・みんなわくわくかかわり始める。

例えば、
・専門家による水質をよくする継続的活動はじまる!
・継続的な水質検査!
・クロクチと住民の文化を探る研究会発足!
・専門家によるクロクチの栄養的な分析!
・野田川流域での無農薬栽培の普及!

・・・・私の乏しい発想はこれくらいですが、世界遺産を目指す地道な活動とあわせて与謝野町の住民が関心をもつ・・・もてる活動として宮津市とも協力しどんどん広がり、地域活性化に!

(何度も言いますが、私が勝手に創造した乏しい取り組み案です!チャンチャン!)

てな具合で、イオンさんと京都府が対等なパートナーシップを下に、地域にあるそのモノを使って持続可能な形での活性化に取り組もうというものです。

 

イオンやるな~!でしょ!
主婦の私は、イオンってイメージが悪く、あまり買い物しようと思っていなかったけれど、こういう取り組みするなら買おうと思うなあ~!まさに、イオンの思う壺にはまってる?

もし、『天橋立・阿蘇海クロクチプロジェクト』が始まったら・・・主婦として住民として阿蘇海の環境保全にかかわりたいと思います!興味のある方は、スタジオきまでメールください!(笑)

 

フードアルチザンに興味のある方は、イオンのホームページ又は、京都府に、お問い合わせしてみてください。 m(_ _)m

講演会の様子をデジカメで撮影しました!
私の説明では分かりにくいでしょ!少しでも伝わるといいな~って画像添付しました!(汗)

 フードアルチザンの活動意識改革

イオンと地域じゅんさいプロジェクト

じゅんさい池の生き物